音と服-Vol.14-
M Maglie le cassetto<エムマーリエルカセット>の連載コラム『音と服』
新倉氏とのコラボドレス24AWコレクションをご紹介します
新倉氏とのコラボドレス24AWコレクションをご紹介します
新倉 瞳/cellist
桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。卒業時には卒業生代表として
皇居桃華楽堂新人演奏会に出席。御前演奏を行う。
その後、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士過程を最高点で修了。これまでに、Jan Vymyslicky、
毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zaller( バロックチェロ) の各氏に師事。
室内楽を徳永二男、原田幸一郎の各氏に師事。桐朋学園大学在学中に、EMI Music Japan よりCD デビュー後、
CD を多数リリース。国内外でリサイタル、オーケストラとの共演を重ね、TV、ラジオにも多数出演。
国内外での受賞歴も多数。現在は、スイスを拠点にソリストとして国内外で活躍する中、
司会・番組ナレーション・ドレスのプロデュースなど活躍の幅を広げている。
使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller(1710年製)
ーいよいよ《音と服》 24秋冬コレクションがスタートします。今回の新作のこだわりポイントを教えてください。
秋冬の生地の主役はやはり上質なベロア。以前にもご好評いただきました黒のビジューベロアドレスの進化版として、今年のデザインはより今っぽいホログラムブレードを首元にあしらいました。さらに、赤と深緑のワンショルダーベロアドレスも登場。また、清潔さと妖艶さどちらも感じられるようなシャイニーホルタードレスは白と大人ピンクの2色展開でご用意しています。首元の斬新なデザインは着痩せ効果も抜群ですので肩を出すタイプのドレスが苦手な方にも挑戦していただきやすいかなと思います。オーケストラのドレスとしてはこれまたニュータイプなドレスが登場。アジアンテイストな首元のデザインとレースの袖にこだわりました。
ー色んなことにアンテナを張っている新倉さん。最近インスピレーションにつながる刺激的な事などありましたか？
夏休みに家族旅行で北海道、青森、仙台、栃木を旅をしたのですが、中でも、青森ねぶた祭は衣装までレンタルしてパレードに「跳人」として参加した想い出は特別で、改めて人の手で伝わってきた文化と伝統に、音楽家としても、ものづくりに関わる者としても刺激を受けました。
ー10月16日から銀座三越にてM Maglie le cassetto-音と服POPUP-がスタートします。最後に意気込みを教えてください。
音と服POPUP STOREの開催中は店頭に立つことを心がけております。ドレスを必要としてくださる皆さまが楽しそうにドレスを選んでくださる姿を拝見することは、自分の音が皆さまに届くコンサートと同じような気持ちで、何よりの喜びです。今回も皆さまと店頭でお目にかかれますことを楽しみにしております。
